ルネスG賀来西|オーナー 葛城昭さん|縁物語
玄関から見える豊後富士(由布岳)

この地で生まれ育った葛城さんは、40年におよぶ県外でのサラリーマン生活を経て1998年に帰郷し、折しも始まった賀来西地区区画整理事業に参画。受け継いだ土地の有効利用のために尽力する。 区画整理事業が終わり、2006年にマンション建設をするときに、葛城さんが建築会社に提出した基本理念がある。
- 入居者がワンランク上の誇りと優越感を持てるもの。
- 長期間に亘って商品価値が下がらない魅力ある住まい。
- 維持・管理、改修・改造のコストを最小限に。
この3つを実現したルネスG賀来西の落成は2007年3月。ホテルの車寄せのように屋根付きにしたエントランス。芝生を敷きベンチを配したパブリックスペース(庭)。全車屋根付きの駐車場と井戸水を利用した洗車スペースなどなど、オーナーの理念に基づいたアイディアがそこここに配されている。
エントランスホールに入ると、葛城さんが撮影した写真、親戚の方が描いた絵画が飾られている。オーナーのこのマンションへの愛情が感じられるスペースだ。
エレベーターで上階に案内してもらうと、各戸の玄関からここへの道行きに見えた豊後富士(由布岳)を望むことが出来た。晴れた日は豊後富士が見送ってくれるというわけだ。自然と歴史の融合する街、賀来。「毎日この景色を見られるだけでも幸せだ」と、住む人たちのことがうらやましく感じられた。